2012年6月26日火曜日

無駄だった魚探索

6/3に水槽のレイアウトを新しくして以来、
ヒガシシマドジョウを飼育したいと思っているのですが、
採集できなくて苦しんでいます~。

飼育する生体は千葉県内で自分自身で採集したもの限定という条件を設けています。
いまのところ我が家の水槽コンセプトが「北総の小川」みたいな感じなので、
ヒガシシマドジョウも北総に生息するものを飼育したいのですが、
今月のここ最近2回ほど魚探索に行ったもののまったく採集できません。

過去に何度か採集したことのある水辺に記憶を辿って訪れているのですが
当時の採集メモなどの記録をだいぶ前に紛失してしまったので、
季節がダメなのか場所がダメなのかウデがダメなのか、
今ではさっぱり分からなくなってしまいました。

ヒガシシマドジョウ 2006年5月5日、丘陵部上流域にて撮影。


上総方面や房総丘陵の方の川に行けば
季節を問わず苦労することなく採集できることは分かっているのですが
(ちなみに昨年は南房総方面でヒガシシマドジョウの水中動画を撮ってます。)、
とりあえず今のところは水槽コンセプトを大事にしたいので
他地域の個体には頼りたくないと思っています。
・・・でも、このまま採集できなかったらきっと頼ってしまうかも。。
たかがヒガシシマドジョウ、されどヒガシシマドジョウ、
ここまで苦戦するとは思いませんでした。

結局ほとんど撮影する意欲も湧かず、
1回目の魚探索ではちょっと寄り道をしてイシマキガイを、
2回目の今回はトウヨシノボリ数匹とエビモ2株を採集しただけで終わりました。

2012年6月21日木曜日

ガンダムフロント東京

先日、お台場のガンダムフロント東京に家族で行ってきました。


ダイバーシティ東京の屋外に展示されているRX-78-2。
2009年の潮風公園の時も行きましたが、やっぱり実物大は迫力があります。


ガンダムフロント東京に入ってすぐ、
部屋中にいっぱいのショーケースにガンプラがズラリと並んでいます。
1/144のザクタンクなんかもあって心が躍りました。

事前チケット購入をしていたので有料ゾーンに入ります。
まず最初にDOME-Gに入場するのですが、敢えて詳しく書きませんが
国立科学博物館のシアター360のような迫力を期待していた自分としては、
上映内容にはちょっと物足りなさを感じました。
個人的には総花的な映像よりもストーリーにもっと力を入れて欲しかったです。



DOME-Gを出て有料ゾーンの中にあるア・バオア・クーの1/7500スケール。
よーく見ると要塞上部の方にモビルスーツや戦艦のミニチュアが配置されています。
Sフィールドにはマゼラン級やサラミス級などに混じってフジ級も配置されていて、
昔富士急ハイランドのアトラクションで体験したGUNDAM THE RIDEを思い出しました。


いろいろと部屋を進んでいたらアカハナに遭遇。
なにやら不機嫌な表情でこちらを見ています。
・・・ん?、これ以上ガンダムのディープな話に立ち入るのは禁止だと?!
はい、一応ここでやめておきます・・・。

2012年6月19日火曜日

ラズベリー収穫

庭の隅に植わっているラズベリー、
気付いたら大量に実が付いていたので6/17に収穫しました。
今年は昨年より収穫量が多いです。


熟れ過ぎて実が崩れてしまうものも結構あったので、
収穫作業が遅かったら多くの実が無駄になるところでした。

今回ボウル一杯採れたのでヘタを取って冷凍保存しましたが、
まだまだ多くの白色の未成熟の実が残っているので、
しばらくは楽しめそうです。

2012年6月15日金曜日

ホザキノフサモ自生地の上流

5/23に行った水草茂る水路
前回書いたとおり源流が我が家から近い場所に端を発して流れています。

先日、用事の帰りに時間があったのでこの水路の上流に少しだけ立ち寄りました。
あいにく車での立ち寄りだったので源流の方には行きませんでしたが・・・。

ミズハコベ 2012年6月10日

前回の場所より約400m上流の辺りです。
水深は10cm位ですが、相変わらずミズハコベが茂っています。
下流と同様に続くコンクリートの三面護岸で、
川底には堆積した泥や砂利は僅かなようでした。
こんな厳しい底床の環境でもミズハコベが根付くのには驚きます。

ミズハコベ 2012年6月10日

ミズハコベの沈水葉と気中葉の様子です。
岸から撮ったのでこれ以上近づけませんでした。

タモ網で底を軽く掬うとカワゴケ類がたくさん採れたのですが、
下流の方で自生しているエビモやホザキノフサモは
ここではまったく見られませんでした。
なお季節的要因のためか魚もまったく見られず、
貝類はシジミ類が僅かに採れた程度でした。

さらに上流の源流付近を目指そうと思いましたが、
車から離れてしばらく歩かなければならないため、
路肩に止めた車の事もあって断念しました。

今回は少しだけ立ち寄った程度なので写真もほとんど撮ってないのですが、
なんとなく判った事としては、水路南側のとある場所に丘地があって、
そこから流れる小さな水路の流入地点より上流ではミズハコベの自生がみられない事と、
さらに600m位上流の方に行くとカワゴケ類のほかにオオカナダモがみられた事でした。

今回行った場所はわざわざ車で行くような距離でもないので、
次回はぜひ自転車で行こうと思います。

2012年6月13日水曜日

ラズベリーの実

庭の隅に植わっているラズベリーの実が付き始めました。

このラズベリーも、我が家の玄関前に植わっている
オリーブの木のふもとのイチゴと同様に肥料は特に何も与えていませんが、
イチゴ以上に良く成長するので、毎年たくさん収穫できます。

ストロベリーとラズベリーの大量同時収穫・・・と行きたいところですが、
イチゴの収穫はつい先日に終わってしまいました。
一方、ラズベリーの実はまだまだこれからというところです。

同時収穫して同時終了してしまうより、
こうやって収穫のバトンリレーが楽しめる方が
日常のちょっとした贅沢かも、と思いました。

2012年6月7日木曜日

水槽リセット

今までの我が家の水槽、2010年3月にリセットしてその後はずっと安定し、
最近はケンミジンコが発生するなど極めて良好な状態でしたが、
6/3にリセットしました。

リセットの理由は下記3点です。
1)底床の質感(珪砂)が気に入らない
2)水草をしっかり育てたい
3)居間の水槽なので日淡魚レイアウトとして少しは気を使いたい

一番大きな理由は1)ですが、これは水槽立ち上げ時から実はずっと不満でした。
珪砂をベースに大磯を混ぜた3~6mm位の大きさの砂利を使っていたのですが、
この珪砂の色が明るすぎるため水槽全体にシマリが無く、質感がとても不自然でした。

また2)と3)については従来は大量のオオカナダモを無造作に入れていましたが、
成長が早い分だけ代謝も良すぎて枯れ草が大量に出るので、
水槽の中が浮遊物が多くて鑑賞に堪えませんでした。
以前と比べて野生の水草(在来種)を採集できる手段も広がったので、
オオカナダモに固執する必要が無くなったのも大きな理由の一つです。

そしてリセットをする数週間前には、
従来のオオカナダモ等の不要な水草を処分して照明を追加設置し、
以前から不定期に採集していた水草の他に
5/23の水辺探索で採集したホザキノフサモなどを加えて試しに生育するなどして、
小川をイメージした新しいレイアウトが頭の中で徐々に固まってきました。

リセット後の我が家の水槽です。
水草の配置が下手なのが今後の改善点ですが、
底床は、大磯でも珪砂でもなく、川底を再現できる質感の礫を使用しました。
その礫のサイズも大小を混ぜることによって自然な感じとなるように工夫し、
イメージしていた通りのとても良い雰囲気の底床になりました。
ちなみにこの写真では撮影用に水槽背面に黒いバックスクリーンを使いましたが、
普段は何も貼らずに南側の明るい窓際で太陽光が燦々と降り注いでいます。

リセット前と設備と生体が若干違うので、備忘録的に状況を書いておきます。

現在の飼育の状況(2012年6月7日現在)

~生体~

魚類
■タモロコ
■トウヨシノボリ
■モツゴ

水草
■セキショウモ
■エビモ
■ホザキノフサモ
■キクモ
■カワゴケ類

貝類
■ヒメタニシ
■マシジミ類

生体は近所や周辺の水辺(すべて千葉県北総)で採集したものだけです。
本当は底床もその採集地域のものにしたいところですが、底面ろ過のため、
まとまった量で適した砂利を見つけるが難しいです。

リセット前はスゴモロコとドジョウがいましたが、
スゴモロコはリセット中に死亡、ドジョウは底荒らしのため隔離しました。
従来入れていたオオカナダモのほか、ミズワラビ、アオウキクサ、アカウキクサも
リセット前に既に除去しています。

また水草は上記以外に数株のヤナギモを5月から実験的に入れてますが、
今まで一度も生育に成功したことがなく、
リセット前のケンミジンコが発生する条件下でも既に大部分が消失しました。
タモロコによる食害も見受けられるので、
おそらくこのままだと完全に無くなると思います。

マシジミ類(タイワンシジミの可能性大)は、
昨年11月にヒーターを初めて可動させた時に多くが死亡してしまいました。
現在残っているのは3年近く生きている2個体のみですが、あまり元気がないです。
でも今までこれだけいい加減な管理の室内の水槽で
二枚貝が3年近く生きて行けたのなら、御の字かもしれません。
しばらくしたらまた採集して追加しようと思います。

~設備~

■水槽
Tetla RG-60 60cm

■水槽台
ニッソー アクアリウムキャビネット クラブ600 H-L

■光源
【太陽光】直接光:約2~6時間 + 間接光:約4時間/日(晴天時。季節により変動)
【照明1】アクアシステム アクシーイオン600i ホワイト
【照明2】ゼンスイ LEDランプ 60cmホワイト
【タイマー】カスタム ウィークリータイマー(8:00~16:00の8時間ON)

■濾過
【底面ろ過】コトブキ ボトムインフィルター600
【エアポンプ】水心SSPP-2S
【底床】礫Sサイズ17kg + 礫Lサイズ1kg + その他レイアウト石1kg

■加温装置
【ヒーター】ニッソー パワーセーフプロ200W
【サーモスタット】ニッソー シーパレックス300  (20℃に設定)
【ヒーターカバー】ニッソー ネオヒーターカバー

■冷却装置
【ファン】ニッソー ぴたっとファンM

■餌
テトラミン/テトラフィン(2日に1回)
冷凍赤虫(2ヶ月に1回)

設備は、照明を一つ追加のほかに、夏対策として冷却ファンを購入しました。
底床がまだ立ち上げたばかりのためにこなれてないので、
今まで根付いていた水草がまたしっかり根付くか心配です。

今後の生体追加については、
夏季に近所で採集できるトウヨシノボリやキクモを適宜入れることと、
久しぶりにヒガシシマドジョウも飼育したいと考えています。
ヒガシシマドジョウは2011年の夏に川で水中撮影をしているのですが、
採集や飼育は気付いたら6年以上もしてませんでした。
今からいつ水辺探索しようかと思案中です。

2012年6月1日金曜日

水草茂る水路

自宅の水槽を眺めていると、
最近はもっぱら水草の生育のことばかり考えてしまいます。
水草が欲しくなることもたびたびあるので、
自宅近辺の採集可能な水草の自生地をWebや資料で時々調べることがあります。

自宅から一番近い(300m)川ではヤナギモが自生していますが、
資料によると近くの別の水辺では沈水植物のホザキノフサモが
自生しているとの記録があります。

このホザキノフサモ自生地を自分の目で確認したいと前から思っていたところ、
三男の保育園参観のため会社を休んだ5/23の午後に時間が余ったので、
この時間を使って初めてこの水草の自生地へ探索に行きました。

ミズハコベ 2012年5月23日 


地図で確認して車を走らせること10分弱、
あっという間に目的の水辺に着いてしまいました。
こんなにも自宅から近いことに少々驚きながらも、
着いてまず目に入ったのは川底に密生するミズハコベです。

ミズハコベ 2012年5月23日

地図では分からなかったのですが、
この水辺は両岸と川底がコンクリートで固められた三面護岸の水路で、
水深は15cm位と浅いですが、水の流れは速いです。
ミズハコベと言えば湧水起源の水辺に自生すると言われていますが、
ここの水路の源流は湧水なのでしょうか?
(後で地図で見ると、ここの源流は我が家から僅か1,500mの距離でした・・・。)

このミズハコベの群生の中に濃緑色に長く靡く水草も見えます。
少し近づいて撮ってみると・・・、

エビモとミズハコベ 2012年5月23日


なんとエビモでした。
事前に調べた資料ではエビモ自生の情報が無かったので、
最初に見た時は驚きましたが、ミズハコベが自生するくらい綺麗な水が流れているならば、
エビモの自生は特別なことでもないと思います。

エビモとミズハコベ 2012年5月23日


ここのエビモはミズハコベの群生に混じってあちこち点在していました。
エビモといえば、湖沼に生育するものは夏季に殖芽を形成して
枯れてしまうことで知られていますが、
ここのエビモは流水中のものだから通年枯れないのでしょうか。

コイ 2012年5月23日


水草の写真を撮っていたら、何尾かコイが泳いでいました。
一方の個体がもう一方の個体を追尾して軽くバシャバシャと音を立てて、
産卵を促しているような行動も見られました。
ひょっとしたらここの水草帯はコイにとって求愛の場所なのかもしれません。

ミズハコベとエビモ(下)とミクリ類?(中央) 2012年5月23日


3種類の水草が写るように撮ってみました。このアングルでは良く分からないですが、
ミズハコベは水中では細長い沈水葉、水面近くでは気中葉を広げていました。
中央の長い葉の水草(ミクリ類?)は、この水路では個体数が非常に少なかったです。
採集して葉の形を確かめれば判るかもしれなかったのですが、
個体数が僅かだったのを考慮して実行しませんでした。


ホザキノフサモ 2012年5月23日


しばらくして、やっとホザキノフサモを見つけました。
でも資料の内容と照らし合わせると肩透かしなほど少数で、
あまりに存在感が無かったです。
写真のように水路中央に生える群生もありましたが、
多くは護岸の麓で目立たないように群生を形成してました。
季節的な要因もあるのでしょうか。

カワゴケ類 2012年5月23日


最後に撮ったのはカワゴケ類です。
未同定ですが、ひょっとしたらクロカワゴケかもしれません。
エビモやミズハコベなどの水草の根元に隠れるように絡みついているものが多くて、
水上からの目視では見落としてしまいそうな水草ですが、
丹念に探したら写真のような群生のものもありました。

今回の水草探索は、護岸の上からタモ網で少量の水草を採集したものの、
水路の中には立ち入りませんでした。
コイ以外の魚影が目視で確認できなかったのが単純な理由なのですが、
この水路の川下は大きな水域に繋がっていて、
夏季になればそこから魚も遡上して来ると思いますので、
今年の夏頃にはもう一度この水路を訪れようと思っています。
そしてその時はぜひこれら水草を背景に魚の水中写真を撮りたいです。