2012年7月2日月曜日

だんごむし

6歳の三男がだんごむしに夢中です。

小動物の飼い方の本をどこからか手に入れたらしく、
だんごむしのページを開いては「飼いたいな~」と言います。
家に飼育プラケースもあることなので、先日採集に出掛けました。

家の庭でも採集できるのでわざわざ出掛けるほどでもないのですが、
犬の散歩と自分の水田の水生生物の観察を行うのにもちょうど良い機会なので、
とりあえず近所の水田を目指します。

だんごむしだけをしっかり探してしまうとあっという間に終わってしまうので、
だんごむしが居そうな場所を避けつつ三男の目の前に姿を現した生き物を一緒に観察し、
「ヘビが泳いでいるよ」とか「トンボが飛んでるね」とかあれこれ2時間くらい散策して、
水生生物観察の目的もとりあえず果たせました。

そして散歩も終盤になった頃、そろそろだんごむしを見つけねばと思い、
畦道に落ちていたベニヤ板を裏返してだんごむしを発見。
ここまで2時間も引っ張ったのでだんごむしを見てさぞ喜ぶと思いきや、
三男はだんごむしの隣に一緒にいたミミズやゲジゲジなどを見て、
喜ぶどころか逆に引いしまいました・・・。

三男は恐る恐るゆっくりだんごむしを頑張って採集しました。
そして辺りの土や落ち葉を一緒にプラケースの中に入れた時に言った一言。
「だんごむしが隠れて見えない~」、まあ想定の範囲内です。

ベニヤ板の裏側にはミミズなどのほかにカタツムリもいたので、
三男にカタツムリも一緒に採集することを勧めてみました。
最初はあまり乗り気ではなかったものの、
カタツムリがプラケースの中で動く様子を見て気に入ったようでした。

そして三男はだんごむしとカタツムリが入ったプラケースをかかえて大事に家まで持ち帰り、
開口一番「ほら、だんごむしだよ~」と6年生と3年生の兄に自慢したのでした。
彼ら兄たちがだんごむし程度で喜ばなかったのは言うまでもありません・・・。

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