2012年7月12日木曜日

ボトムインフィルターの目詰まり

コトブキ社のボトムインフィルターの目詰まり解消方法に関する話です。

我が家の水槽はコトブキのボトムインフィルターによるエアーリフト底面ろ過ですが、
プロホースでしっかりメンテナンスをしていれば
フィルターが詰まるなどのトラブルはなかなかありません。
それでも、エアーポンプ・エアチューブ以外の問題によるエアー不調
(水の出が悪い、水量が少ない、循環しない等)、
つまりフィルターベース側に原因があるエアー不調がまれにあります。

セットして短期間で不調になることもあるので、
明らかにフィルターベースそのものに目詰まりが起きていないとなると、
エアー拡散パイプ部に問題があることが多いです。
(正確にはエアチューブとエアー拡散パイプを繋ぐL字型の部品の目詰まり。)

実際、エアーストーンを使用する他社の底面フィルターにおいても、
フィルターベースが目詰まりを起こしていなくても
エアーストーンだけが目詰まりを起こすことは良くあります。
この場合エアーストーンを交換するだけで良いのでメンテナンスが簡単なのですが、
コトブキのボトムインフィルターにはエアーストーンが無いので、
この部分をメンテナンスするにはフィルター本体に手を入れなければならず、
少し大掛かりな作業を行うことになると思います。
2010年3月に水槽リセットをしたのはそれが理由です。

でも最近はその症状が起きてもリセットせずに復帰させています。
その作業も実はすごく簡単で、大きな空気をエアー拡散パイプ部に一気に送って
目詰まりの原因となっている細かなゴミを空気圧で吹き飛ばす、という方法です。

シリンジや自転車タイヤ空気入れポンプがあれば簡単に出来ると思います。
エアーポンプを外したエアチューブにこれらを繋いで勢いよく空気を送り込みます。
すると大量の空気に押されてエアー拡散パイプに詰まったゴミが
汚れた水となって吐出口エルボからボコっと出てきますので、コップ等で受けて捨てます。
大抵の場合はこの一度の作業で不調が回復します。

この作業の注意点は、エアチューブを伝った水の逆流です。
特にシリンジの場合、エアチューブにシリンジを繋いだまま空気注入と逆の動作をすると、
水がエアチューブから逆流してきて止まりません。
こうなると手を汚しながら再度逆流した水をシリンジで押し戻すことになります。

コトブキのボトムインフィルターの目詰まりでお悩みの方は、
一度上記の方法を試してみて下さい。
もしそれでも解消出来なければ、フィルター本体の本当の目詰まりだと思います。

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