2012年6月15日金曜日

ホザキノフサモ自生地の上流

5/23に行った水草茂る水路
前回書いたとおり源流が我が家から近い場所に端を発して流れています。

先日、用事の帰りに時間があったのでこの水路の上流に少しだけ立ち寄りました。
あいにく車での立ち寄りだったので源流の方には行きませんでしたが・・・。

ミズハコベ 2012年6月10日

前回の場所より約400m上流の辺りです。
水深は10cm位ですが、相変わらずミズハコベが茂っています。
下流と同様に続くコンクリートの三面護岸で、
川底には堆積した泥や砂利は僅かなようでした。
こんな厳しい底床の環境でもミズハコベが根付くのには驚きます。

ミズハコベ 2012年6月10日

ミズハコベの沈水葉と気中葉の様子です。
岸から撮ったのでこれ以上近づけませんでした。

タモ網で底を軽く掬うとカワゴケ類がたくさん採れたのですが、
下流の方で自生しているエビモやホザキノフサモは
ここではまったく見られませんでした。
なお季節的要因のためか魚もまったく見られず、
貝類はシジミ類が僅かに採れた程度でした。

さらに上流の源流付近を目指そうと思いましたが、
車から離れてしばらく歩かなければならないため、
路肩に止めた車の事もあって断念しました。

今回は少しだけ立ち寄った程度なので写真もほとんど撮ってないのですが、
なんとなく判った事としては、水路南側のとある場所に丘地があって、
そこから流れる小さな水路の流入地点より上流ではミズハコベの自生がみられない事と、
さらに600m位上流の方に行くとカワゴケ類のほかにオオカナダモがみられた事でした。

今回行った場所はわざわざ車で行くような距離でもないので、
次回はぜひ自転車で行こうと思います。

4 件のコメント:

  1. サレンダー2012年6月19日 7:59

    おはようございます。

    実は私もミズハコベ(と思われます)を採集してきました。
    そこも湧水のある池を源流に流れてる小川です。やっぱりそういう環境が重要なんでしょうね。

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  2. サレンダーさんが採集した小川も雰囲気が良さそうですね。
    そういった湧水のある環境は大事にして行きたいですね。

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  3. ここまで水草が繁茂してる水路は見たことがないです。ちょっとタモを入れるのを躊躇してしまいそうですね。江戸時代あたりには、あまり人が立ち寄らない自然水路は、このようになっていたのかもしれませんね。タナゴなんかが逃げ隠れして住み着いているといいですね。

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  4. Cervo_SRさん、書き込みいただいてありがとうございます。
    三面護岸のこの水路でご覧のような状態ですから、きっと昔は溢れんばかりに水草が生い茂っていたのかもしれません。それにしても北総は三面護岸が多くてとても残念です。

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