2011年12月16日金曜日

ピアノソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2 第1楽章

今日から12月も後半。年末が近づき、ベートーベンの第九が聞こえてきそうです。
そんなわけで、自分のベートーベンのピアノ曲の思い出です。

高校生の頃に恋人と観た映画の一つに「不滅の恋 ベートーヴェン」があります。
ゲイリー・オールドマンが演じるベートーベンがピアノに耳を当てて
「月光」を弾いているシーンが印象的な映画です。
当時は第1楽章は弾くことだけは出来ていたのですが、
実はこの映画を見るまで「月光」について特に関心がありませんでした。。
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2 第1楽章
(画像の楽譜はIMSLPで公開しているパブリックドメインです)
映画を観終わってから「ぜひ次回の約束の時に弾いてほしい」と言われたのですが、
改めて弾いてみると指運びだけは簡単なものの表現力豊かに弾くのは難しい曲だと実感し、
映画のようにピアノに耳を当てて弾いてみたり、
部屋を真っ暗にして本当に月明かりだけで弾いてみたりと、
試行錯誤した面映ゆい思い出があります。。
(ちなみにピアノ弾ける複数の知人に後で聞いてみたところによると、
あの映画を観て一度はそんな風に練習したという人が多かったです)
当時ピアノのレッスンを受けていた先生には内緒で練習してましたが、
その後、第1楽章だけでは飽き足らず、第2楽章、第3楽章と進む
きっかけとなった出来事でした。

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