2011年12月21日水曜日

2011年の年末調整(6)

2011年の年末調整(1)
2011年の年末調整(2)
2011年の年末調整(3)
2011年の年末調整(4)
2011年の年末調整(5)

■給与支払報告書(総括表)の作成

法定調書合計表の作成が終わったら、給与支払報告書(総括表)の作成です。
これは従業員が居住する各区市町村に本人の源泉徴収票と共に提出します。
つまりこの書類が翌年6月から新たに課せられる住民税の基になります。

この給与支払報告書(総括表)は、源泉徴収票を綴るための表紙を作るような
イメージなので作成自体は大した作業でもないですが、
それを従業員それぞれの居住する区市町村に郵送しなければならないのが非常に手間です。
ちなみにこの書類も提出期限は翌年1/31なので、
多くの会社では年明け後に法定調書合計表の作成と同時の進行になると思います。
僕の場合はいつも1月中旬頃には郵送しています。


ところで、税務署への源泉徴収票の提出範囲は全ての人ではないと前回書きましたが、
この各区市町村に提出する源泉徴収票は基本的に全ての従業員分だと考えて良いです。
だから、たとえ年500万円未満の方の個人情報を税務署が把握してなくても
その人が居住している区市町村はしっかり把握することになるので、
税務署が区市町村と連携すれば給与所得者の情報など筒抜け、、と思います。

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